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南海トラフ「巨大地震注意」情報発令に伴い読んでおきたい本2冊

備える

2024年8月8日に発生した日向灘を震源とする地震から検討会が行われ南海トラフ「巨大地震注意」情報が発表。その南海トラフに備えるためにも読んでおきたい書籍を紹介する。

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『私が見た未来 完全版』たつき諒著

『私が見た未来』は、東日本大震災を予言していたとして話題を呼んだ漫画。その予言とは著者の「夢日記」から始まる。夢で見た地震を漫画にしたところその通りに発生したのが東日本大震災だったというもの。もちろんそれが「正夢」だったかということは誰も確かめることはできないもの。あくまでオカルト的な内容だが、地震への備えの一助にはなると思う一冊。

『私が見た未来 完全版』の表紙。

そして、この「夢日記」には続きがあった。それは「本当の大災難は2025年7月にやってくる」という警告とともに見た夢について書かれている。その災害とは南海トラフではないのだが、日本も大きな被害を受けるというもの。本書は決して人を不安を煽るものではないが、いつかは来る災害について警告しているものとしてとらえたい。「2025年7月」という具体的な日にちが、今回の「巨大地震注意」情報が出たあとでは信憑性も帯びてくる。この日付にとらわれることなく地震に対して備えていきたい。

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『地震イツモノート』

『地震イツモノート』表紙。

 

本書は阪神淡路大震災の被災者に聞いてまとめた「キモチの防災マニュアル」。地震への備え方とその工夫方法についてまとめてある。実際に被災した人たちがそのときにどのように感じたのかについて紹介している。それは生の声であり、被災したときに人間はどのように感じ、そしてどのような心境におちいるのか、それがよくわかる内容になっている。
また本書の特徴はイラストともに描かれているところ。内容はとてもシビアなものなのだが、このイラストがそれを和らげてくれている。ビジュアルの助けを借りてすいすいと読み進められるのがロングセラーとなっている理由のひとつではないだろうか。