南海トラフ「巨大地震注意」情報が発令されて様々な地震への備えが検討されている。日ごろから持ち歩ける防災ボトルを100均商品で作る方法を紹介していく。
ふたのサイズが大きいボトルが入れやすい
防災ボトルを作る時にまず最初に探すのが、本体となるボトル。100均ショップでは様々なボトルが売られている。探すときにポイントになるのがふたの部分。密着性があり、間口が広いふたのあるボトルが理想的。
間口が広ければ中に物を出し入れしやすくなる。ボトルは災害時には、ドリンク用ボトルにしたり水などの保管容器として使える。密着性のあるふたであれば中の液体をこぼさずに保管ができる。
簡易ブランケット
ここからは今回防災ボトルに収納した商品を紹介していく。
最初は「簡易ブランケット」。シルバーの薄い幕で作られたもの。保温性があり、避難時に体温を保持するのにも役立つ。床に敷いて使ったり、風呂敷のように物をまとめてくるんだりと用途は広い。
スマホ用防水ケース
スマホ用の防水ケースも今回選んでみた。スマホを水濡れから守るために使うものだが、それ以外にも小物、コインなど収納ケースとしても使える。薄手の防水ケースはボトルにも入るのでひとつ用意しておくのもおすすめ。
フラッシュライト
フラッシュライト、いわゆる懐中電灯とも呼ぶもの。これは100均でも防災コーナーで様々なものが売られている。ただ、ここでは自転車用のライトを選択。サイズが小さく携帯性が高い上にライトの光量も大きい。また二段階の点滅もするので、緊急時にライトで居場所をアピールするのにも使える。
緊急用呼び笛
どこかに閉じ込められたときなどに居場所を知らせるときなどに使う緊急用の呼び笛も防災コーナーで売られている。ここでは笛の中にIDカードを入れられるものを選んだ。助けを呼ぶのに声を上げ続けると体力が消耗するので、笛を使うのが便利だ。
必要な物を集めた防災ボトルを作ろう
ここで紹介した商品をすべて収納してみた防災ボトル。これなら自宅や職場などにスペースを取らずに保管しておける。また常時持ち歩くカバンの中に入れて携帯するのもいい。必要なものをボトルに詰めておくだけで非常時の備えができるので、それぞれボトルに入れるものを準備して作ってみてほしい。